原作・河本ほむらの描く心理戦は全部面白い作品!「おすすめ漫画」「賭ケグルイ」




最近色々な漫画を読んでいますが特に勢いがある漫画家さんと言えば、原作者の河本ほむらさん。

『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)で連載中の賭ケグルイを一度読んでからすっかりこの作者さんの本が好きになりました。

それから1年・・・なんとこの方現在5作品を原作しています。しかも同時並行で超人気漫画家ですね。累計100万部突破でさらには>賭ケグルイのアニメ化も決定してて凄いことになってますよ。

昔で言うならマガジンの樹林伸さんみたいな感じです。原作者は作品のアイディア力があれば何個も同時並行が可能なので色々な漫画家さんの作画で読めるのは嬉しいですね。しかもどの作画家さんも読みやすい絵柄です。

元々はWeb漫画家出身と言うことなので独特のセンスと大胆な設定なものが多いのも特徴です。

今回は河本ほむらさんの漫画を全てまとめてみました。

賭ケグルイ 作画:尚村透

名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「ギャンブル」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。ギャンブル強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。

この作者さんの商業作品デビュー作になりますね。

表紙のインパクトが滅茶苦茶強いですけど中身は案外やわらかいですw。とても可愛い絵柄で所々ゾクッとするようなシーンでこの表紙みたいな感じになります。

ギャンブルをテーマにはしていますが心理戦がメインとして描かれていますが、実力と運を両方使った珍しい漫画です。結局のところは運要素も無ければ面白くないですよね。濃厚な心理戦も見れるところもいいですね。あとひとりひとりのキャラが特に濃いです。生徒会長の過去編とかスピンオフ作品として出してくれれば読んでみたい。もう1作品スピンオフ化してますけどね。

賭ケグルイ双 作画:斎木桂

夢子の対(つい)にして、双(ツイン)。早乙女芽亜里の賭博譚。
百花王学園に夢子はいない。夢子が学園に転校してくる一年前。ごく普通の少女・早乙女芽亜里は編入試験に合格し百花王学園に入学する。しかし彼女を待ち受けるのは学園の狂った掟、賭博の洗礼だった。これは賭ケグルイ前史、もう一人の「異邦人」の物語。

1巻で登場した早乙女芽亜里をメインの主人公とした作品です。ネタバレをしてしまうとこの方1巻で負けてしまう噛ませ犬のようなキャラクターだったのですが、すっかりレギュラーキャラになりました。賭ケグルイは月刊誌なので巻数が増えるのがどうしても遅くてもっと読みたいっていつも思うのですよ。それを解消してくれたのがこれです。外伝的作品ですけど、河本ワールドを楽しめる1作となっています。

賭ケグルイ(仮)作画:川村拓

こちらはまだ単行本化されてないので少しだけ紹介すると、完全スピンオフです。心理戦というよりもキャラクターを楽しむ4コマまんがです。可愛いキャラクター達を存分に生かした作品としか・・・。

異世界法廷 ~反駁の異法弁護士~ 作画:大庭下門

弁護士志望の青年椎葉はとある事故により異世界に転生し、そこで弁護士として法廷に立つことに。憧れの法廷に立った椎葉だが、「貴族」と「平民」の価値観の違いに戸惑うも「異法の弁護士」として反論するのだった!

河本ほむらさんの描くカドカワのヤングエースで連載中の作品です。賭ケグルイをイメージしているとちょっと違うかな?と思いますが、個人的にはかなり好きな作品です。主人公が異世界に飛ばされて弁護をするというのもかなり斬新な設定ですがなかなかどうして面白いです。

ただ・・・まだ1巻しか発売してないので先が気になって仕方が無いのがデメリット。

煉獄デッドロール 作画:吉村 英明

この漫画が今一番熱いですね。あらすじは・・・

高校生の境裕明(さかいひろあき)はとにかく天才。司法試験の予備試験に合格するも合格書類を燃やしてしまうなんともいけ好かない主人公ながらも正義感?が強いです。

司法試験は法律の大学院卒なら本試験だけになりますが、一般から入ろうとするときは予備試験、本試験と言う感じになります。この予備試験がものすごーーく難しく合格率が非常に低いです。そんな話はどうでもよいのですが。

ある日、女性が屋上のフェンスの先にいた。それを止めようと手を差し出すのですが一緒になって落ちてしまった。

亡くなった人達が空間「煉獄」で心理バトルするというもの。

この漫画は他と違うのがゲーム要素がありながらもかなり変わっています。表現が中々難しいですが、

全滅すると次のゲームには参加できなくなります。逆に全滅さえしなければ次のゲームに参加できると言うもの。

元々亡くなった人たちばかりなので全滅を望む人たちもいる。

逆に全滅を防ごうと考えるのが普通の人たちなんですよ。

ということで全員でゲームをクリアすることが主人公達にとっては最大の目標なのにそれを邪魔する人たちも出てくるのが普通の心理戦とは異なるスタイルです。

主人公は出来るだけ周りの人が亡くならないようにするタイプなので冷めたような態度でありながら熱いキャラクターなのもいいところですね。

ちなみに何度もクリアすると何でもかなえてくれると言うお決まりの漫画でもあります。

特徴的なのがものすごくテンポが良いです。ゲーム1個1個が長期化すると単行本も読みにくいですがこれにはものすごく読みやすい。

まとめ

以上現在発行中の河本ほむらさんの作品を全部まとめました。
正直どれも面白いのですが特に賭ケグルイは6巻以上発行されているので一気読みにはぴったりです。ちょっと過激なのを読みたかったら煉獄デッドロールですね。

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