手軽に読めてスマートフォン向けに最適化されていることで大人気の1000万ダウンロード突破した漫画アプリのcomico。
それが最近になって一気に休載が増えてきたように感じます。
人気作品ほど休載になっているので残念ですよね。
改善されているもののいくつか考えられる理由を書いていきたいと思います。
追記・2016年も休載多いですね。
主な理由がほぼ変わっていません。Web系漫画は中々難しいのだと思います。
目次
2015年7月時点で休載になった漫画一覧
月曜日
スーパーショートコミックス
遠くの日には青く
火曜日
びびぱら!
水曜日
ネト充のススメ
木曜日
ナルどマ
休載作品少なかった
休載が増えすぎているとは言ったものの作品数にするとたったの5作品のみ。現在連載されているcomicoの連載されている漫画は約140作品(一日当たり20作品)
これを計算に当てはめると約3.6%。全然連載作品休載増えてない。
産休が2作品
遠くの日には青くとびびぱら!という作品に関しては産休でお休みを取っているそうです。週刊少年雑誌を読んでいるとこういう休みをあまり見かけないために違和感を感じますが少年漫画は男性作家が多いのであまり見かけないだけ、残念ではありますが仕方がないですね。
それでも感じる休載作品の数
最近になって休載が目立つようになって来たと思います。人気の連載陣が次々に一週間や二週間連載を休載しているということが多く見かけられます。
なぜこんなことがおきているのか?
これの理由としてはほとんどの作者が元々一人で書いていたことが理由として挙げられます。
月収20万円が問題
そもそも、連載すると月収約20万円という風に言われていますが、この値段設定で単行本が出ていないことを考えるととてもじゃないですがアシスタントは雇えないはずです。
単行本が出ている作品もほんのわずかですし、人気作家で地方在住の方がどうやってアシスタントを雇える環境を整えることができるとは思えません。
単行本が頑張りすぎている
単行本を読んだことがあるのですが、これがクオリティが上がりすぎています。スマホのままで掲載するという手法を取っていないために見えなかった腕の部分や手などが追加されています。フルカラーなので単行本を出すとなると絵はほとんどリメイクになっています。今までも休載してたのにどう考えても無理なんじゃないでしょうか。
人気作になってクオリティが上がってる
色々な作品の第一話をみるとわかるのですがクオリティがある程度低いです。絵が下手とかそういう次元ではなく着色や技術的な低さが見られます。
ネト充のススメが顕著すぎて休載が読めるレベル
この作品最初らへんはページ数が非常に短かったのですが回を重ねるにつれて増えまくっています。
しかも回を重ねるほどに色の数が増えています。特に背景との色のマッチングも考慮して描かれていました。ソフト的な技術の向上もあるとは思いますが、長くなることはあっても短くなることはないでしょう。
追記要素
2016年になってもネト充のススメは更新されていません。ちなみにこの記事を書いた翌日にネト充のススメの作者さんである。黒曜燐さんがブログを更新されておりました。
私自身の思惑で色々書いてしまってしまいましたがあまり間違いでもなかった?ような気がします。やっぱハードスケジュールなんですね。
でも、いつか戻ってくるっておっしゃってるみたいなので嬉しいものでした。
今、読んでも思うけど服の着色がんばりすぎでしょう・・・ていうか週ごとにページ数が増えてクオリティ上げていったスタイルは漫画家の鏡ですわ。
まとめ
comicoの休載が増えることは結構な不満だったのですが、なんだか仕方ないのかなぁと感じるようになりました。大手漫画アプリになってしまったこともあって地道に待つしかないのかもしれません。
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