ケンガンアシュラはなぜアニメ化していないのか?

マンガワンの中でも一番初期から連載が始まったケンガンアシュラ。

ご存知の方も多いと思いますが、アニメ化投票数バトルで圧倒的1位で勝利したのは2015年5月の話です。アニメ化決定に誰もが慶んだと思います。

それから1年以上経過していますが、一向にアニメ放送日が決定されたり、放送局、監督、アニメ制作会社などなどひとつも説明されていませんね。

ということで何故アニメ化が遅れているのか、少し考えてみます。

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ケンガンアシュラ

家庭は崩壊、仕事はできない56歳のダメリーマン、
山下一夫(ヤマシタカズオ)が会社の会長から突然呼び出された!

弱気なおっさん・山下一夫は、日本経済の「裏」を知る――
企業が巨額の利益を賭けて、雇った闘技者でビジネスを決める格闘試合の存在。
…その名も「拳願仕合(ケンガンジアイ)」!!!!
そして一夫に命じられた任務は――
自社の闘技者、暴力を体現したような若者・十鬼蛇王馬(トキタオウマ)の世話係!!!

中々ハードな内容ですが、連載が始まった2012年4月18日から裏サンデーで一番人気の作品でした。サイコモブももちろん人気でしたが、圧倒的な人気です。設定も企業の利益をかけていると言うのが面白さの一つです。

山下一夫の本当にさえない感じなのに運が良すぎる設定で強いと誤解されがちなのがシュールですよね。最近では、十鬼蛇 王馬が影が薄くなりつつありますが、拳願絶命トーナメントで超人的な強さを持った闘技者との戦いがメインです。

乃木グループの乃木 英樹や秘書の秋山 楓をはじめとするキャラクター一人ひとりが魅力的で闘技者のキャラが濃いこと・・・プロレスラーの関林ジュンと相撲の鬼王山の戦いはギャグ目線で見ても面白かったです。

個人的には裏サンデーやマンガワンで読むのも楽しいですが、単行本のほうが好きです。毎週待つよりも一気に読みたいタイプのマンガだったりします。

アニメ化決定したのにアニメ化しない?

2016年7月現在ではケンガンアシュラはアニメ化していません。それに対してモブサイコがアニメ化したことが大きな話題になったと思います。

確かにモブサイコも人気作品でしたが、ケンガンアシュラは不動の1位。しかもアニメ化投票数バトルで決定していたはずです。それなのに、モブサイコがアニメ化されたことに少々違和感がありますよね。

シンドバットの冒険がアニメ化が決定した時にはマギがすでにアニメ化していることもあったので仕方ない部分はあります。なので、シンドバットの次は絶対にケンガンアシュラだと私は確信していました。

ケンガンアシュラは何故アニメ化していないのか

アニメ事情も含めて分けていきましょう。

アニメ制作にはいくらかかる?

まずはこれから。一般的に30分アニメ一本で1500万円かかると言われています。しかし、これは1本の話で全体を通して1クールとするならば2億5000万円です。

金銭感覚がイメージしにくいですね。ケンガンアシュラが何冊売れれば2億5000万円になるか考えます。一冊616円なので・・・

40万冊

出版社に入るお金で考えるならば100万部程度ですね。

出版社のプッシュが難しい

これだけの製作費を捻出する上で出版社の小学館が全面的にお金を出すこととは難しいはずです。(一般にアニメ化では出版社がスポンサーになることが多いです。)

カドカワやきらら(ひだまりスケッチ他)などは出版社が単行本とグッズ販売などで利益をあげることを目標にしています。中堅出版社の本は知名度が高くなければ面白くても知らないことが多いですからね。アニメ化して始めて爆発的な単行本の売り上げになっています。

一方で、マンガワンは内容が読めてしまう業態なので、アニメ化で始めて知った人が読みたい時は単行本よりもアプリに流れてしまうことも理由です。

スポンサー探しが大変?

ケンガンアシュラは喧嘩マンガです。今の世の中結構厳しかったりします。また、基本キャラクターアイテム系や出版社がスポンサーになりがちですが、キャラクターグッズを買う層は女性が多いので、出資した分が返ってこない事を恐れているのかもしれませんね。

主流アニメが美少女や女性向けが多い

2016年夏アニメは半分が女性向けのアニメとも言われていて、おそ松さんなど女性に人気になり、大きな利益になったことからもこれに続きたい流れがあるのでしょうね。また、フンワリしたアニメも昔から深夜アニメの定番です。

ケンガンアシュラをアニメ化するなら、深夜放送だとゆるい系や女性向けが多いので後手後手になってしまうのも原因だと思います。

ノイタミナ枠ならいけるか?

ケンガンアシュラは戦うマンガなので流血表現も多いので、朝や夕方に放送するのは極めて難しいはずです。また、正統派な格闘マンガです。

深夜アニメで正統派なアニメが成立するのはノイタミナ枠です。狙うならノイタミナなのでしょうが、中々交渉が難しそうな枠でもあるので難航しているのだと思います。

バキも新作アニメがないのも似た理由になる

2001年1月ー12月にバキはアニメ化しています。しかしながら、それ以降はアニメの話は一切ありません。これとケンガンアシュラは通じるものがあるはずです。

色々なリスクがあるのですよね。格闘マンガのアニメ化は、

クオリティが高くなければいけない

格闘マンガのよさはなんと言っても重厚なバトルシーンです。細かい描写や演出が魅力で不動の人気を気づいてきたはずです。それを再現するためには莫大な費用が必要になります。

納得がいくクオリティでなければネットで叩かれてしまうことは必至です。

まとめと希望

実を言いますと、アニメって2年ぐらい前から始動するものです。放送日から凄い前から企画がはじまっていることも多いです。そういうことを考えるともしかしたら・・・突然来月から放送なんて可能性もあります。アニメ化への期待は高まりますね。

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