映画『僕だけがいない街』のあらすじと感想[結末と評価]




こんにちは!劇場版の僕だけがいない街が3月19日に公開されましたね。

原作を見ないでアニメ版だけは最終話の一歩手前まで視聴しました。

藤原竜也さんが主演ということである程度アニメ版を見ちゃったので、

ネタバレしていたとしてもきっと面白いんじゃないかと期待を込めて見に行きました。

あらすじ

主人公売れない漫画家の藤沼悟は何らかの事故や事件などが発生する予兆があるとリバイバルという能力で何度もタイムスリップしてしまう能力を持っている。

その能力は発動してリバイバルが起こらないように行動するとマイナスだったことがプラスマイナス0になるというもの。原作と一緒です。

とある事件をきっかけに2006年時点から1988年まで遡ってリバイバルが始まる。悟は雛月加代を救うために事件を起きないように行動、また真犯人を探 すことになった。

藤原竜也さんは本当に当たり役

主人公・藤沼役を藤原竜也さんが演じてることもあって売れない漫画家感やなんだかコミュニケーション能力がなさそうな雰囲気出て、映画は藤原ワールドになっていましたね。

悲劇が起こったときには迫真の演技で尺が長く、監督と藤原さん狙いすぎだよ!原作のキャラクターの通りなんだけど藤原さん藤原さんしてて面白かったです。

ヒロインが完全に片桐愛梨である有村架純になってた

映画版ということあってメインはやっぱり藤原さんだったこともあって、ヒロインは有村さんがやっていました。これも原作遵守な片桐役を有村さん、原作よりもヒロインで可愛さ満点でした。

何故ヒロインなんだ?という雰囲気がジワジワ出ていました。が、この二人の演技がうますぎるゆえに違和感と飛ばしてくれていました。さすが演技派のふたり。

一方で本当のヒロインの雛月役の鈴木梨央さんwikiに2005年生まれと書いてあったので11歳?わたしを離さないでで主人公の綾瀬はるかさんの子供役の人でした。さすが演技派というべき圧巻でした。でも、ちょっと大人っぽすぎる演技だったかなぁ。

心配だった藤沼少年期を完璧に演じた中川翼くん

完璧におっさん入ってました。

正直これだけが心配だったんですよ。上記の三人は演技うまいって知ってたので安心して見に行きましたが、

中川翼くんが本当にいい演技してくれました。中身に藤原さんが入っている設定なので不自然な大人っぽさが必須だったわけで、アニメ版の雰囲気がそのまんま出てきた感じです。

途中でもしかして棒演技?なだけかと思ったのですが、終盤にちょっと子供っぽい感じになってて抜群の違和感があったので、完全におっさん入ってる演技指導されていたんだと思います。

おそらくですが、子役にあまりしゃべらないように演技するように構成されていたと思います。大人っぽい感じでしゃべるの難しいからね。

なのでほとんど顔で演技していました。終始眉間に皺を寄せてる姿がおっさん入ってます感出ていました。ここまで顔でいけるものなのかと子役の役者魂凄いね

以下ネタバレ注意 重要な部分は反転してます。

及川光博さんで完全に分かりました

先生役八代学は及川光博さんが演じていました。他の出演をみてもどう考えてもこの人が犯人で間違いないんだよなぁ。アニメ見てるのでもちろん知っていたのですが、この人が犯人じゃなかったらどうすんだってくらい複線を張り続けていました。

複線回収と衝撃の結末

真犯人が八代先生ということがわかり、最終決戦で屋上で二人で会話することに・・・そして、最後の最後であっけなく藤沼が亡くなります。

反転で読めます。

最後には2016年になってそこに藤沼はいない。

映画が終わった後の私は完全にぽかーんとしてしまいました。えっ?ハッピーエンドじゃないじゃん!どうしてこうなったんだと思っていました。

 

数分後に気が付く・・・
タイトル見てくださいよ。

僕だけがいない街
そうだったのか!なるほどねぇ。確かにタイトルと内容と関係性が少々薄いような感じはありました。ここで回収するとは・・・

何よりも事件の結果は原作、アニメ版の第1話でプラマイ0になるってこと言ってましたよね。雛月が救われたってだけでエンドを迎えることは絶対ないと示唆していたわけですね。

まとめ

いやー、面白かったの一言です。

藤原さんが演じる作品にハズレなしだと感じさせる作品でした。

評価は・・・78点

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