LOSTシーズン2のあらすじと裏話と感想(ネタバレなし)




世界中で大ヒットしたサバイバルスリラードラマLOST。Season 1を一度見始めてしまったら一気に全25話を視聴してしまうのが私の恒例になっています。これまで3回ほど見ているのですが何度見てもSeason 1は面白いです。

今回はその注目のLOST Season 2。Season 1で語られなかった謎がSeason 2で一気に語られることになります。アメリカでは2005年9月21日から2006年5月24日に全24話(23話)放送されました。

では今回は「LOST Season2」についてのあらすじと感想、視聴率(視聴者数)などなどジャックが嫌われたり、ちょっと評判が悪かった理由やネタバレは少なめに紹介します。

海外ドラマ・LOST Season 1

まずは全シーズンのあらすじから。Season 2は人間関係が複雑になっていく中でジャックとロックが中心になっていきますので多めに行きます。

オーストラリア南部のニューサウスウェールズ州の州都シドニー発のロサンゼルス行きのオーシャニック815便がとある南国の島に墜落してしまう。墜落した島では黒い霧が動いていたり、シロクマがいたり、島には似つかわしくない電波塔から声が流れていたり、文明的なハッチがあるなど不可解なことがたくさんあった。

また、島には自分たち以外に誰かがいることが明らかになっていく。しかし、決して友好的な人ではなくアザーズ(others)と呼ばれる敵だったのだ。妊婦のクレア・リトルトンは子どもをアザーズに奪われそうになったり敵への警戒が高まるばかりであったが無事に元気な赤ちゃんが生まれて一安心。

リーダーとしての素質を発揮して島で生きる事を考えて行動するジャック・シェパード。しかし、このわけの分からないことがたくさん発生する事態に理解せざる得ないが、どうしようもない不信感や焦りや不安などをあらわにし始める。

サバイバル能力を生かしてイノシシを捕らえるなどリーダーのジャックとは異なるが力強い存在感を示すジョン・ロック。父親との確執など重い過去を持っていたロックはこの島に来るまでは足が動かず車椅子で生活していた。動かなかったはずの足が治ったことからどこか島を信頼していた。この島で起こることは何か理由がある。そんな感情を持っていて自由に行動しているロックとリーダーのジャックとは徐々に溝が出来てきていた。

一方でマイケル、その息子ウォルト、ジン、ソーヤーは救助が来ないことから自分たちで島を脱出することを考えてた。紆余曲折があったがイカダを使って島を離れることになる。しばらくイカダで過ごしているとソナーに船の反応があった。助けてくれると信じていたが、謎の人々がウォルトだけを奪ってイカダを破壊してしまった。

そんな中でジャック達は謎のハッチをダイナマイトによって爆破させることに成功した。そこは奥深い巨大な空間があるように感じた。この島はいったいなんなのか?アザーズとは一体なんなのか。ハッチの中には一体何が?マイケルたちは大丈夫なのか?深まる謎が明らかになっていく。

LOST Season 2のあらすじ

謎のハッチを開いたジャックは危険もあると考え中に入ることを反対していた。しかし、その意見を無視してロックとケイトは中に入ってしまった。ハッチの中には到底島とは思えないほど巨大な空間と充実した食糧、コンピューター、娯楽設備が揃っていた。ハッチの中にロック達が入っていたことを知ったジャックも向かった。この空間に驚いていると男に銃を向けられているロックがいた。危険でないと分かりその男・デズモンド和解した所で、その中で長い期間ずっと108分ごとに数字を押しているだけだということが明らかになる。深まる謎何故ずっと押し続けているのか、いったいなんために?

一方でイカダでの脱出に失敗したマイケル、ソーヤーは再び島に戻ってしまっていた。打ち揚げられた海岸で誰かから逃げているジンを発見するが、あえなく謎の人々に捕まってしまう。紆余曲折がありその人々はオーシャニック815便の後部にいた人々だったことがわかった。乱暴に扱われたのはアザーズにより後部で生き残った人がさらわれてしまい知らない人々に深い警戒心を持っていたのだ。仲間だということがわかり3人に案内されて前部で生き残った人々のキャンプに案内することになる。

LOST Season 2の視聴率でわかること

LOSTはシーズン1で驚異的な記録をたたき出したして熱狂的なファンも増えました。その効果もあってSeason 2の視聴率も相当なものでした。以下ちょっと見てみましょう。

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こうしてみると改めにSeason 2が注目されていたことが一目瞭然ですね。初回は2300万人越えですから社会現象というにふさわしいものです。しかし、残念なことに途中で視聴率が下がり始めてしまっています。一方でDVDセットは即日50万セット売れるほど人気だったのですが結構不思議なSeasonだったともいえます。下がったといっても大ヒットであることには間違いないんですけどね。

Season 2は評価が分かれる?

評価

社会現象になるほど人気になったLOSTを放送会社のABCは大きく評価していたのですが、それだけヒットしていたのでシリーズの長期化を望んでいたと考えられます。そのためSeason 2はハッチの中での物語が非常に長かったということが飽きる原因になったのかもしれません。

個人的にはとても面白かったのですが、ストーリーの行動が理解しにくい部分や、ジャックとロックが権力争いをしているといわれる位対立していました。自分がリーダーとでもいいたげなように・・・まあ、リーダーなんですけどね。

そして、過去話がストーリーと全く関係なかったというのが大きいんじゃないかなぁ。サンの過去話は面白かったですが島との絡みが一切なくて驚きました。Season 1では過去話は実はいい話や悲しい過去など感情移入していましたが、Season 2では報われない過去や嫌な過去など少々ショッキングな内容でした。

ちなみにジャックやケイトやロックは視聴者に嫌われていたりもしたようです。ちなみにハーリーの人気はうなぎのぼり。このギャップがなんともいえない面白さです。そして、ジャックを演じたマシュー・フォックスさんですらジャックを嫌なやつだといってるほどです。

Season 2はこう見ると面白い

とまあ少々なんやかんや言わせて貰いましたがこの感想は1回目の時に感じたものです!

3回目になるとああ、なるほどと思わせる構成だったんだなと心が変わりました。個人の良い解釈したものなので参考までに!

・ジャックとロックの対立は満たされていたからだということ。

Season 1ではとにかく生き抜くことと脱出することに重点が置かれていました。そんな状況では個性を発揮したり自分勝手な行動は極力控える必要がありました。しかし、Season 2では食糧問題は解決されていましたし、シャワーがあったり文明的な生活をして(表面的には)平和だったことがうかがい知れます。

そうなってくるとそれぞれのキャラクターは個性を発揮し自分勝手に動き始めます。そうなるとキャラクターの悪いところも徐々に見え始めてしまいます。ジャックはリーダーとしての責任やこの状況の戸惑いを隠しきれないほどある意味疲弊していました。一方でロックはロックで島を信じていたのになんだかやりきれない事が多く冷静な判断が難しくなってきていました。次第に全員が自分勝手な行動をとってしまったばかりにすれ違いがおこり、争うようになってきたのかもしれませんね。

ここがポイント!

Season1 ではそのキャラクターのいい部分が前面に出ていましたが、人間そんなにいいところばかりじゃない!Season 2では悪い部分が見え隠れしてきます。このSeason 2があったからこそジャックをはじめとするそれぞれのキャラクターが個性的・魅力的でブレナイようになったといえます。

そして・・・Season 3は物語の重要な話が明らかになります。全シーズンの中でも傑作といわれるほど評価が高く面白いです。

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