つぎはぎプラネット[星新一]レビュー・評価

ショートショートの神様と呼ばれる星新一さんのつぎはぎプラネット。

新潮文庫から発売されているのですが少し変わっています。

星新一さんが亡くなった1997年から16年後の初版発行年が2013年にもかかわらず初出版のものばかり。

この少し不思議な作品について紹介しようと思います。

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未収録作品の全集として発行された。

星新一さんの娘さんであるマリナさんが未収録作品を発行したいというところから始まった企画。
ショートショートの作品の中には収録されなかったものがたくさんあったそうです。
しかも解説を読んでみると意外な真実があきらかになっていくのです。

*私自身は星さんの本は好きですがそれほど星さんについては東京大学出身でショートショート有名という情報くらいです。

文庫本にするにあたってタイトルの変更が多い

この本によれば、「宇宙のキツネ」というタイトルのものでも「ロケットと狐」だったり、「ロケットとキツネ」と結構変更があったそうです。
なので、作品を探そうにもタイトルだけ違って実は同じ作品だったなんてことがあって大変だったとか。
ショートショートゆえにタイトルは大切ですからね。星新一さんにも考えがあって変えたんでしょうね。

考える子ども 四年生 という児童向け雑誌に作品を出していた。

星新一さんの作品だとわかるのですが、意外性やブラックさが削がれている作品。
ただ、構成が巧みに作られていて読後がスッキリとするので星さんの新たな一面だなと私は感じました。

読むときに気をつけて欲しいこと

星新一さんの魅力が伝わってくるのですが、
最初にSF川柳が20ページ。
知恵の実という落語
ミラーボールというショート作品(37ページ)

ショートショートを読もうと考えている読者だったらこれは少々つらいです。
編集者の意図とは反しているのですが私は残念ながら77ページから読み始めてしまいました。

まとめ

星新一さんの作品を10冊以上読んでいる人に特におすすめです。
変わった作品が多いですが面白さは折り紙つきだと思います。

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