ソフトバンクのPepper(ペッパー)が2015年2月27日に販売を始めてたったの1分で300台が完売したと話題になっていますが、気になるのがPepper基本プラン14800円/月×36ヶ月、Pepper保険パック9800円/月×36ヶ月。これを肯定的に感じて今後のロボットの未来に安心したのでプランも含め紹介します。
たったの198000円のロボット
一見高いように感じますが、感情認識ロボットとしては破格の商品です。人間の動きや音を認識ができる機能や人型ロボットとしての動きはプログラム的に開発費が掛かりますが、
それとは別にペッパーのサイズがとても大きい。
公式サイトには販売価格を上回るコストと書いてあるのですがそれも当然。主な仕様は次のようになっているからです。
サイズ(高さ×奥行×幅):1210×425×485 [mm]
重量:28kg
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
容量:30.0Ah/795Wh
一般の小学生並みの身長に大容量のリチウムイオンバッテリーもちろんセンサーが大量に組み込まれています。
比較としてデアゴスティーニのロボットロビは簡単は総額14万円であるが、サイズは以下のようになります。
サイズ(高さ×奥行×幅):340×120×160 [mm]
重量:1kg
雑誌の付録とはいえこれだけ値段がするのです。
ちょうどいい値段
20万円というとハイエンドパソコンを一台買うのと大体同じぐらいです。実際のところ物を買う値段としては高いです。ただ、少々奮発して値段のギリギリが20万だと思います。
仮に30万だとすると買いにくさが格段にあがります。安いことには変わりないのですが、一般人として買うことが困難です。
安心したペッパープラン
20万は到底ビジネスモデルとして成り立つものではありません。
しかし、プランを導入することで月々2万5000円の利益を上げることができます。もちろん任意なのですが、事実上加入が必須です。特に基本プランに関しては無くてはならないものです。
Pepper基本プラン
驚くことに基本プランに入らないとただの機械になってしまいます。
アプリがまったく入っていないので、全部自分でプログラムを組むことになります。現代の精密機器はソフトやアプリが入っていないと動かせる人は少ないでしょう。
そもそも購入者は町やテレビで見たペッパーを期待して買いますからね。絶対に加入することになるでしょう。
これは決してデメリットというわけじゃ無いと思います。
毎月お金を払うことは買った後も使い続けたくなる心理が働きます。
また、大手企業ソフトバンクが3年間はペッパーを売り続けて、コンテンツを更新することを確約しているのです。3年は決して短くありません、長期にわたり売ろうという意識を感じます。
Pepper保険パック
こちらはどちらでもいい気がしますが、二つに加入することで
ペッパーの自立充電のための「充電ベース」が特典として付いてきます。iRobot社のルンバみたいに自分で充電してくれるのはいいですね。
特徴は回数制限の無い修理保障です。
大体のものは2回修理は値段がかかりますがこれは無料なんです。
忘れてならないことは90%offで修理してくれること。
なんだよ無料じゃないのかと思うかもしれませんが、手厚いサポートにするための配慮だと思います。これをデメリットととる人もいるかもしれませんが、それではソフトバンクに大きな負担がかかり長期的にわたってロボットを売ることができないのです。
消費者が流行り物として買ってしまっては意味がないんですよ。
結局総額はいくらになるのか
本体代:19,8000円
手数料:9,800円
Pepper基本プラン:14,800円/月
Pepper保険パック:9,800円/月
これに税金がプラスされるので総額1,180,872円。
ほとんど120万ですね。
まとめ
やっぱりやることが違うソフトバンクですが、無理をせずしっかりとビジネスモデルを成立させてくれることに安心しました。
SNSでのシェアに感謝です。
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