安い、うまい、早いでおなじみの牛丼チェーン店の大手吉野屋が先日麦とろ牛皿御膳というメニューを新たに投入しました。
一見どこにでも有りそうなメニューですが、
最近の吉野屋の行動から考えると最高の商品でかなり強い商品になりそうです。
旨いものとうまいものまぜりゃあそれは美味しくなりますよね。
追記:2016年も大ヒットです!
ベジ丼とはなんだったのだろうか・・・
目次
最近の牛丼チェーンは値上げばかりだった
ほんの1,2年前の話になるがすき屋、松屋、吉野屋は牛丼を280円まで値段を下げて厳しい価格競争をしていました。すき屋に至っては250円で牛丼を提供するというコンビニに行くよりも安いという信じられない現象が起きていたのです。
しかし、ここ最近では300円を大きく上回る、380円に戻っていました。さらには他の商品まで値上がりをしていて全体的は80-120円程度の値上がりになり客足が遠のくという風に言われていました。
牛丼(並)が極端に安くなっていた
牛丼並が300円に対して、大盛りが460円とどう考えても並を頼むしかない状況になっていました。2014年12月の値上げで
並 380円
大盛り 550円
となっていて冷静に見ると大盛りがかなり高いのですが、並の値段を考慮すると妥当な価格設定です。
客が減り、女性向けにベジ丼を提供開始
吉野屋といえば男の場所といえるほど女性が少ないところなのですが、様々な会社が野菜のメニューが増えている中でついに吉野屋もベジ丼を提供し始めました。
吉野屋で食べるには抵抗感あり
他のチェーン店の特色としてすき屋は牛丼とカレー、松屋は定食と独自の雰囲気を出していますが、吉野屋は肉の強さが先行しています。カレーなども提供していますがいまいち目立たない。吉野屋なら牛丼か豚丼、または牛丼の定食というところだと思います。
最初から食べようと思わないと頼まない
吉野屋といえば注文がとんでもなく速いです。席に座ってお茶をもらったらすぐに注文というのが当たり前の世界。そこでベジ丼を頼もうという雰囲気はでません。
新たなメニュー麦とろ牛皿御膳が強すぎる
そんな中出てきた麦とろ牛皿御膳ですが、これのターゲットが強すぎました。まず、この商品麦メシ、とろろ、オクラをミックスさせて食べるどこにでも有りそうな商品。ですが、これ吉野屋では全てのお客さんをターゲットにできていました。
男性が非常に好きな組み合わせ
麦メシにとろろとオクラのミックスだけの場合絶対にこの商品を頼むことがありませんが、牛皿が追加されていることで、吉野屋で食べたかった牛はそのままに新しいうまいだろうと思う麦メシとろろということで、一度試したくなるもの。このことはベジ丼ではまずありえないことです。
ファミリー層にも効果的
吉野屋といえば男ですが、今回は主婦層と子供が来やすい商品です。健康にいい麦メシでカロリーは650kcalで高すぎることもなくとろろオクラの栄養を考えれば妥当と理解できます。値段は580円と他の定食チェーンと変わらない値段設定(むしろやすいかもしれませんが)
ちなみにカウンターしかないと思われがちですが、郊外型の吉野屋にはテーブル席もしっかりあります。
私が偶然食べに行ったときにはファミリーが麦とろ牛皿御膳を子供も含めて4人で食べていました。
まとめ
以前には牛すき鍋御膳が大ヒットしましたが、自信のある商品を吉野屋が出すときはCMをバンバンします。それもあってかローラさんを起用したCMを毎日のように放送されています。これがどれほどの影響があるかはわかりませんが一度は食べたくなるようなものですね。
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