はじめにこの本のタイトルが衝撃的でした。
本屋さんで見てしまえば少し足を止めてしまうと思います。
著者:木暮太一さん
そのため、少々胡散臭さが漂ってきていたのですが、
非常に良い経済書だったので4つの点について紹介してみようと思います。
*エントリーネームはホッテントリメーカーを使わせていただきました。
お金では幸せにはなれない!でも・・・
「お金では幸せにはなれない」とか「お金よりも大事なものがある」という意見をいただきます。
この意見に関しては、私も基本的には賛成です。
だからと言って「お金についての知識を持たなくてもいい」ということにはなりません。
こういう本を見るとなんとなく購入するのをためらってしまいます。
ですが、勉強しなければ・・・
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」とい う言葉があるように知らないことが意外なところでダメージになるかもしれません。
恐ろしい限界効用逓減の法則
満足感はだんだん減っていく
収入が増えるにつれて生活レベルを上げてきたのであれば、仮に収入が減ったとしたら、本来は生活レベルを元に戻さなければならない。
感覚的には、現在が”普通”になってしまっているので、過去の生活レベルはマイナス”ですから。その”マイナス”になることへの拒否反応は誰しもが感じるものでしょう。
贅沢をしてしまうともう元には戻れないというものです。
質素な生活を送るべきというわけではなく、一度満足するとさらに上を目指したくなる。逆に言えば低いままでいたくないという欲求が生まれてしまいます。
下手に物事が うまく行き過ぎるときは冷静に立ち返らないということがたいせつです。
リターンが大きい=リスクが大きい
うまい話には裏があるといわれますがまさにこれのことかと思います。
詐欺の話ではなく、これから始めることの話です。
リターンがあれば、必ずそれとセットでリスクがあります。リターンが大きいのに、リスクが小さければ、多くの人が「オレも! ワタシも!」とやりはじめ、うまみがない話になります。そしてやがて、その小さいリスクに見合うだけの”小さいリターン”になっていくのです。
うまい話があったら裏には、確実に高いリスクがあると考えられます。でなければ、皆が等しく大儲けできてしまいますからね。
経済的な不安感 働き続ける能力(順応力)
今の日本では、じつに、20-40代で85%の人が「将来に経済的な不安を感じている」のです。
経済的な安心感を得るためには「将来も働き続けることができるだろう」と自分で思えることが必要なのです。
時代に適応してどんな仕事をしてでも生きていけるという自信を身につけることです。
「仮に、今の会社がなくなっても、そのサイン行自体がなくなっても構わない。自分は何か別のことをして生きていけるから」という強い自信を持っている人は将来に不安を感じません。
安定を求めることは大切なことですが、安定し続けていると地盤が崩れてしまった時のことを考えると弱くなってしまいます。また、崩れてしまった時には立ち直るのが難しくなってしまいます。
なので、環境 が変化して当たり前という気持ちでいることが重要です。
知らないこと・満足感・リスク・不安感をしっかりと理解することが困難を乗り越えるヒントになると思います。
ではまた、
SNSのシェア感謝いたします。
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