仲がいい。
でも現実はそんなことを言っても極限状態になったらそんなことを言ってられない。
まあ、よくある話なんですけど!
このマンガの特徴は「仲がいいこと」。
ただ、騙し騙されのマンガでは無く、仲はいいが、受け入れられない範囲は明確で損得がはっきりしていて、一人ひとりの行動がしっかりと理解できるマンガなんです。
面白かったのでおススメしてみます!
トモダチゲームとは
幼い頃、「金より友達」と母から教えられた主人公・片切友一は、母の教え通りに金よりも友情を何より大事にする男子高校生。そんなある時、仲の良い4人の友人、美笠天智・沢良宜志法・四部誠・心木ゆとりと共に謎のゲーム『トモダチゲーム』に参加することになる。
引用元:wikipedia
本当に謎のゲームなんですよね。誰かが借金があってみんなで分割して、一人いくらかの借金を持つことになり、ゲームに参加して成功すると借金が減っていくというもの。
なので誰かが亡くなるとかそういうのは一切無く心理戦.
本当に仲がいい5人だということ
2000万円の借金があり、5等分するにもかかわらず全員が文句を全く言わない。
こんなことありえるの?と思ってしまうがともかく仲がいいことが前提に置かれている。
全員の意見が一致しているのが不自然だが、一人はお金持ちなので理解できる。違和感はあるもののその前提は変というわけじゃない。
現実を突きつけられる
結局は騙し騙しあいが始まってしまう。借金という現実の中で誰かを陥れれば減るということになれば考えてしまう。
ゲーム攻略大切なのは 友達を疑わないこと
このマンガの面白いところは、理不尽系あるあるのパニック状態にはならないこと。冷静に合理的な行動を全員がしようとしていながらうまくいかない。
信頼関係 勝利方法は理詰め
主人公や全員が友達の関係や信頼関係を維持しようとする道を選びます。一つ一つの行動が理解できるようになっていて思惑が複雑に絡み合っています。
ゲームの穴を巧みについて攻略していくのがこういうマンガの特徴。読んでるときにこれ矛盾してるよと思っていたら次の話で論破が満載です。
作画に定評がある佐藤 友生先生
どこかで見たことが絵だと思ったら佐藤先生。絵には定評があり雰囲気を描くのが特にうまい作者さんですね。
最近は明智警部の事件簿やシャードックなど原作付きも増えてますね。こちらも山口ミコトさんが原作についていてストーリーに定評がある作者さんですね。
まとめ
5巻で一部終了というか、ひと段落つくので私はタイミングよく読むことができました。
書いてるときには5巻までですが、伏線が張りめぐらされているので今後も楽しみです。
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